ヘルムモータースポーツ

FIA-F4SUZUKA2023.8.26-27
FIA-F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP

FIA-F4
JAPANESE
CHAMPIONSHIP
RACE REPORT2023.8.26-27

真夏の鈴鹿で佐藤樹が孤軍奮闘
第7戦は10位も、第8戦は11位。克服しつつある苦手なスタート

2023年も「HELM MOTORSPORTS」はスーパー耐久と併せて、全7大会・14戦での開催が予定されているFIA-F4選手権に挑む。4年目となるシーズンは、2022年のインディペンデントカップ王者の鳥羽豊、そして佐藤樹がフル参戦となる。

鈴鹿サーキットが舞台の第4大会は、佐藤だけが出場。平木湧也監督とともに、鳥羽は前週にアメリカのGT4レースを視察、そして今週はイギリス・シルバーストンで行われるヒストリックF1に出場するためだ。今大会は平木玲次監督代理が指揮を摂る。

佐藤にとって鈴鹿は、昨年チャンピオンに輝いたJAF-F4(現・Formula Beat)で優勝経験もあるサーキットで、FIA-F4でも今年の第3戦で6位と、相性は悪くない。まずは表彰台を獲りに行く。

FIA-F4
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QUALIFYING【公式予選】8月26日(土)
【天気】晴れ 【路面状況】ドライ

FIA-F4の専有走行は今大会も木曜日から開始されたが、最初のセッションは路面が濡れていたことから、佐藤はあえて走行せず。この後はコンディション回復が見込まれること、さらに金曜日以降は晴天が続くのは明らかだったからだ。2回目のセッションから走り始めるも、2分10秒960で17番手はトップから1秒以上遅れており、ドライビングやセッティングが見直されることとなる。しかし、その甲斐はあり、金曜日の専有走行、最初のセッションでは2分10秒865とわずかながらも短縮を果たし、トップとはコンマ6秒差に。

また、最後のセッションは全体的に温度上昇や路面状態の悪化で、全体的にタイムが伸び悩む中、佐藤も2分11秒135とタイムは落としたとはいえ、トップとの差はコンマ7秒に収め、手応えはつかめているという。

そして迎えた土曜日朝の予選に、佐藤はA組で挑んだ。タイヤの特性から、普段ならばウォームアップをしっかり行なった後、徐々にタイムが上がっていくのがパターンではあるが、鈴鹿は1周が長く、なおかつ路面温度は今年一番といえるほど上がっていたため、アタックは計測2周目から始められた。

まずは2分10秒090を出した佐藤は、練習の手応えどおり2分9秒977、2分9秒711と着実にタイムを詰めていく。いったんクールダウンを入れて、さらにラストアタックで縮めようとするも、S字でストップした車両があり、赤旗中断に。残り3分で再開されるも、この短さではタイムアップの余地はないと判断。ベストラップでは5番手、セカンドベストラップでは6番手につけることとなった。

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QF
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  • DRIVERSATO
    ITSUKI

    悪くはないですが、よくもないですね、全然。アタックラップでミスしてしまったので、それがなかったら、もっと前にいられたかなと思いますが……。週末通して速さがなかったので、焦りもあったと思います。トップ2は飛び抜けちゃって、そこは見えてきませんが、同じ組で3番手ぐらいはいけたと思うので、そこは改善したいところです。決勝、頑張ります。

    佐藤 樹

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RACE 1【決勝レース第7戦】2023年8月26日(土)
【天気】晴れ 【路面状況】ドライ

佐藤が10番手から臨むこととなった決勝レース第7戦は、11周もしくは30分間の戦いとなった。ここまで佐藤が、何より課題としていたのがスタートだ。そのあたりは本人も認識しているところで、練習もしていた。さて、今回は?

蹴り出しは決して悪くない。しかし、その後の加速が芳しくなく、1コーナーまでに1台、S字で1台に抜かれてしまう。そして、そのS字ではインディペンデントカップ勢による、多重クラッシュが発生。すぐにセーフティカー(SC)が導入される。

2周でバトル再開となるも、リスタート直前のトップが超スローペース。大渋滞が発生し、1コーナーでの大混乱が心配されるも、この時は全車スムーズに駆け抜けていき、佐藤もポジションを守ったまま。前を行く2台に離れず続いていく。しかし、2周後には再びSCが。130Rで単独クラッシュがあったからだ。この時の先導は1周のみ。またしてもトップはスローペース。やはりと言うか、今度はリスタート後の1コーナーで4番手を争う2台に接触があり、佐藤は10番手に自動的に浮上する。

この時はSCが出ずに済むも、佐藤のペースが今ひとつ。1周回ってくると、前からは1秒近く離されていた。しかし、9周目のシケインで後続車両のスピンがあって、なんと3回目のSC導入に! 残りは2周、また差は詰まったこともあり、超スプリントでの再開が望まれるも、SCに率いられた隊列は、そのままチェッカーを受けることに。佐藤は10位となった。

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  • DRIVERSATO
    ITSUKI

    スタートはそんなに悪くなかったと思いますが、並ばれて行かれちゃって。1コーナーまでにキープできていないので、相変わらず課題ではあるかと思います。やり方は変えて、試していますが、なんかあんまり……。基本は落としちゃっているので、とりあえず改善できるところは改善して、また明日に備えたいと思います。

    佐藤 樹

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RACE 2【決勝レース第8戦】2023年8月27日(日)
【天気】晴れ 【路面状況】ドライ

日曜日の早朝に行われた、決勝レース第8戦は12番手からのスタートとなった。土曜日の晩に一時的とはいえ、激しい雨が降って懸念された路面状態だったが、普段より開始が遅いこと、さらにそんな雨などなかったかのように、強く照らす日差しが路面をすっかり乾かしていた。

懸案だった佐藤のスタートはしっかり決まって10番手に上がるも、1コーナーの立ち上がりで1台に抜かれたばかりか、立ち上がりでの吹け上がりの悪さもあってオープニングラップのうちに13番手に後退。しかし、トップだけは抜け出した感もあったが、2番手を争うグループには離れずに続いていく。

その後は12番手を激しく争いながら周回を重ねていく中、5周目の1コーナーで前を行く2台の車両に接触があり、その脇を佐藤はスムーズにかわして10番手に浮上。その直後にSCが導入される。回収には2周を要し、7周目にはリスタートが切られる。1コーナーでの逆転は果たせずとも、前から遅れは少しも取っていない。そこでスプーン進入で仕掛けていくのだが、そこでわずかにコースをはみ出し、11番手に後退。

それでもサイド・バイ・サイドでのバトルを最後まで重ね、連続ポイント獲得まであと一歩と迫ったものの、最後はあとひと伸びが及ばず。無念の11位でゴールとなった。

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  • DRIVERSATO
    ITSUKI

    スタートは悪くありませんでしたが、昨日もあった配線なのか分かりませんけれど、ちょっとトラブルが出ていて立ち上がりで吹けないことが何回かあって。それで1周目は行かれてしまい、厳しいレースになってしまいました。自分のミスで落としているところも何回かあったので、そこは改善しなければと思っています。いつもよりはアグレッシブに仕掛けられていたので、そこで抜ききれれば理想的でした。いろいろ経験はできたので、次に活かしたいと思います。SUGOは今年まだ走っていませんが、去年、一昨年はレースに出ていたので、ちょっと自信はあります。頑張ります!

    佐藤 樹
  • DIRECTORHIRAKI
    REIJI

    練習走行の時からコンディションの変化が大きくて、なかなか上位に行けませんでしたし、予選も小さなミスがあって、あまりいいグリッドではありませんでしたが、昨日も前回の鈴鹿とは違って、レース中のバトルには成長している部分が見えました。スタートでそれまでの流れを崩してしまい、そこから自分の焦りでポジションを落とすことが多かったのが、今回はその気持ちの切り替えがうまくいっていて、バトルの中でしっかり上げてくる場面も見えたので、次のSUGOはいい順位からスタートできれば、レースも十分戦えると思っています。インターバルが少ないので、チームとしてもしっかり準備して、表彰台の一角に上がれるように頑張りたいと思っています。

    平木 玲次

NEXT RACE

FIA-F4は「真夏の3連戦」のラストは、9月16〜17日にスポーツランドSUGOで行われるシリーズ第5大会になります。3週間おきとあって、少々慌ただしくもありましたが、いい夏だったと振り返られるような展開にしたいです。もちろん、平木湧也監督も鳥羽も復帰しますので、佐藤とともに活躍が期待されます。

その前に、9月2〜3日にはスーパー耐久の第5戦が。舞台となるのは「HELM MOTORSPORTS」のホームコースである、モビリティリゾートもてぎです。とはいえ、まだST-Xクラスでは勝っていませんが、今年こそ勝ちます。もしかして、皆さんの応援が足りないのかも! 普段はS耐TVで観戦という方や、このレポートを楽しみにしてくれている方も、ぜひこの機会にサーキットにお越しください。トップでチェッカーを受けるシーンを生で見て、皆さんにとっても相性抜群のホームコースとしませんか? 大応援団、絶賛募集中です。

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